保護や治療について

保護活動を行う中では、病気と闘う子との出会いもあります。

 

左の写真は「ワカメ」ちゃん。

 

2019年の10月頃に餌やりさんの前に姿を見せるようになりました。

しかし、2か月ほど経った後、耳から血を流している姿が見られ、5日間かけてボランティアさんが保護しました。

 

CT検査の結果、右耳と額に腫瘍が発見。

非常に進行が早く手術が難しい状況でした。

また、血液検査ではエイズと白血病も見つかりました。

出血はひどく、常に右耳から血が流れていました。

 

少しでも元気になってほしいと、ボランティアさんは色んなごはんを用意しました。どうにか治せないかと情報を集め、治療を試しました。

 

その甲斐もあって当初、診断よりも1か月以上も長く生きてくれました。

亡くなる前日のワカメちゃんの穏やかな表情は忘れることはないでしょう。

 

ワカメちゃんには手術や検査(CTや血液検査)、治療のためのサプリメントの費用等で90,160円を支出しました。

皆さまのご寄付のおかげでどうにか賄うことができました。

 

保護活動、地域猫活動には多くのお金がかかります

避妊・去勢手術費用については行政の補助がありますが、その他の治療費はボランティアさんが自腹で払っているのが現状です。

 

例えば、骨折した場合、手術、治療には10万円単位の治療費が必要です。

また、子猫を保護した場合にはワクチンの接種や健康チェック、ノミの駆除等で10,000円から20,000円程度の治療費がかかります。

 

ご寄付グッズの購入等での応援をお願いいたします。